これはあくまで友達の友達のお話

 この友達の友達の名を仮にT君としよう。T君は中学時代、田舎の中学ということもあり公立にしては珍しく寮生活だったらしい。 どうも家から学校が遠い地域の人はこの寮に強制的に入れられるらしい。T君もその学校から遠い地域だったらしく、例外なく寮生活をおくっていたようだ。 まあ寮と言っても、土日は家に帰ることができる。それでまた月〜金までを寮で生活するというものだった。余談ではあるが、T君が中学を卒業してすぐにスクールバスという方法に変わり寮は廃止になったそうだ。 まあ数々の問題が起こり、寮を廃止せざるを得なかったらしいが…。例えば、早朝5時から男子寮生が起き出して学校の校庭でサッカーしていた。それを先生が発見し「朝っぱらから騒々しいからサッカーは禁止」と言ったのだが、 次の日からはソフトボールに変わっていたという始末…。廃止になって当然と言えば当然かも。えっ?なんでそんなに詳しいかって?色々話に聞いただけですよ(^-^;



 数々の問題が起きたこの寮であるが、小生が聞いたなかで、一番衝撃的だったものをみなさんにも聞いてもらいたい。 さっき説明した通り、土日は家に帰るのだが、月曜の朝には荷物などを置きに一度学校に行く前に寮に行くのがだいたいのパターンである。 まあ寮で洗濯しそこねたものを実家で洗濯してもっていくとかそういった程度のものである。ある時、T君は荷物を置きに寮に向かったのだが、そこで大変なものを目にしていまう。 何かと言えば、大量の女性の下着…。ちなみにこの寮の二階は女子寮だったので、そこから推測するにこの女子寮から盗まれたものだろう。

 ただ量が尋常ではない。一枚や二枚ではなく、何十枚とあるのだ。これだけの量になると、いくら思春期真っ盛りの中学生と言えども戸惑う。興奮どころではない。 とにかく先生にばれるまえにいかに処分するかの方が先決である。寮のゴミ箱に捨ててもすぐにばれてしまうし、女子寮に返しにいくにしても結局だれかが疑われてしまう結果になる。 結局中学生の浅はかな考えというかなんというかで、自分が疑われるのはいやだという思いから、各部屋を大量の下着たちはたらいまわしにされることになる。 でも、あっという間各部屋をまわりきってしまい、結局処分にこまることとなる。そこでT君は余計なことをひらめいてしまうのである。ある意味開き直りとしか思えないような行動にでたのだ。

 ある日の朝、この大量の下着を寮の窓をいきなりあけ、寮の目の前にあった木に次々とかけ始めたのである。数分後みごとなパンツの木ができあがった。この寮の目の前にあった木だが、部活動の朝練で学校のまわりを走る生徒 からはとてもよく見える位置にあり、その日の朝には先生の耳にもその噂は届いていた(当然であるw)。あっという間にコレをやったのは誰だと犯人探しになり、T君は生活指導室へと呼ばれることとなった。 盗んだ犯人ではないことをなんとか信じてもらい、無事生活指導室から出してもらえたT君ではあるが、しばらくは白い目で女子からみられていたという

 以上が小生が聞いた友達の友達T君の話である。



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